高鷲のご紹介

 高鷲地域は高原特有の冷涼な気候となっており、ひるがの高原には高層湿原植物群落が広がっています。この自然環境を活用して、夏は避暑地、冬はスキーやスノーボード等のウィンタースポーツのメッカとなっています。
 
 また、この気候特性を活かした農業が盛んで、だいこん、にんじんなどの高冷地野菜の栽培、酪農による乳製品が生産されています。この地域の農業の発展は、先人たちが厳しい自然環境に耐えながら農地を開拓した努力の成果です。

 

高鷲エリア

3つの機能

ひるがの高層湿原


 
 ひるがの高層湿原は本州で最も南にある高層湿原で、ミズバショウをはじめ、ミズゴケ、ワタスゲなどの多くの高層湿原植物が生息しています。湿原の特徴として寒冷地であることから、植物が腐ることなく堆積し、黒色の泥炭層を形成しています。
 高原には、植物の観察ができる施設として「ひるがの湿原植物園」が整備されおり、園内では貴重な湿原植物が保護され観察することができます。


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】ひるがの湿原植物園 0575-73-2241

ひるがの高原だいこん


 
 標高900m~1,000mのでは、夏の冷涼な気象条件を活用して、「ひるがの高原だいこん」が生産されています。
 「ひるがの高原だいこん」は、国内でもトップクラスの品質の夏だいこんとしてブランド化され、中京・関西・北陸市場に出荷され販売されています。


【団体名】ひるがの高原だいこん生産出荷組合

春まちにんじん


 
 春まちにんじんは、ひるがの高原の気象条件を活用した新たな特産品として開発されたものです。豪雪地帯であるこの地では、昔から冬季の食料を確保するため、畑にある根菜を収穫しないで雪下でそのまま保存していました。雪の中で野菜は自らを凍らないよう、でんぷん質を糖質に変化させ、春が来るのを待ちます。この作用を応用したのが、春まちにんじんの生産です。
 雪の下で甘みを増した人参の糖度は10度以上となり、まるで果物のような味わいとなります。


【連絡先】有限会社ひるがのラファノス 0575-72-2061

乳製品


 
 スキー場、だいこんと並ぶ「三白産業」(高鷲を今日の発展へと導いた三つの「白い」産業)のひとつが牛乳で、その新鮮な牛乳を活かして多くの乳製品が生産されています。ひるがの高原から上野高原にかけては、広々とした大地を活用した酪農が盛んで、この自然豊かな地で生産される牛乳のおいしさは格別です。またチーズやアイスクリームなど様々な乳製品の加工も盛んで、地域の特産品として人気を集めています。


【団体名】株式会社たかすファーマーズ
【連絡先】株式会社たかすファーマーズ 0575-73-1022

夫婦滝


 
 夫婦滝は、2つの滝が寄り添うように落下することから「夫婦滝」と名づけられています。この滝は「大日ヶ岳火山岩類」の溶岩層に形成された滝で、白鳥町前谷の阿弥陀ヶ滝と同様の性質によるものです。この滝の周辺は長良川の源流部にあたり、四季を折々の美しい景観を見ることができます。 


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

長良川源流


 
 日本屈指の清流長良川は大日ヶ岳を源として発し、濃尾平野を流れ伊勢湾に注ぐ、全長166㎞の河川です。この長良川の源流部は、大日ヶ岳の麓に位置し、美しい自然景観を形成しています。


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

分水嶺公園


 
 二つの水系を分ける境界線である分水嶺は、日本列島では日本海と太平洋へ流れる河川に多くみられます。
 ひるがの高原は標高が約900mあり、大日ヶ岳から流れてきた水はこの分水嶺を別れ目として、太平洋側と日本海側に分かれて流れていきます。分水嶺公園は、水が分かれる様子が一目でわかるように、整備されています。
 春にはカタクリや水バショウ、梅雨時にはササユリなどの山野草、秋には紅葉など、景観の美しい公園です。


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

西日本最大級のスキーエリア


 
 白山の南方に位置するこの白鳥・高鷲エリアは、白山の特徴でもある豪雪地帯となっています。特に高鷲エリアは、雪量と雪質に恵まれた6つのスキー場があります。東海北陸自動車道の開通によるアクセスのよさもあり、西日本最大級のスキーエリアとして、スキーヤー、スノーボーダーの絶大な支持を得ています。


【連絡先】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

たかす開拓記念館


 
 高鷲の開拓の歴史は、大きく3つに分けることができます。明治34年 北海道開拓に参加したことに始まり、次に昭和17年の満州開拓への参加、そして、ひるがのをはじめとする高鷲各地での戦後開拓です。
 たかす開拓記念館(たかす町民センター内)は 「拓く力-開拓」 をテーマとした資料館で、明治から昭和にかけての開拓の歴史資料や約1,400点の民具が展示してあり、開拓やその歴史について学ぶことのできる施設となっています。


【団体名】たかす開拓記念館
【連絡先】たかす開拓記念館 0575-72-6321

分水嶺公園の清掃作業


 
 高鷲観光協会ひるがの支部では、観光客が多く訪れる分水嶺公園の清掃作業を実施しています。公園内には高原特有の貴重な植物も生息しており、この景観を保全するため清掃作業に取り組んでいます。


【団体名】高鷲観光協会 ひるがの高原観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000 ひるがの高原観光協会 0575-73-2241

郡上たかす雪まつり


 
 毎年2月にひるがの高原牧歌の里において、郡上たかす雪まつりが開催されています。3m×3mの雪ブロックから雪像をつくるコンテストやかまくら、雪のすべり台、雪の上での体験ゲームやスノートレイン等、雪での遊びがたくさんです。また、土曜日の夜には雪像のライトアップもあり、幻想的な雰囲気をお楽しみいただけます。


【連絡先】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

大日ヶ岳登山


 
 大日ヶ岳は標高1,709mがあり、古くから信仰の山として人々に崇められ、大日如来像が祀られる山頂付近からは、白山主峰や遠く槍ヶ岳、乗鞍岳、荒島岳、御嶽山など、名だたる山々を望むことができます。
 大日ヶ岳への登頂には、尾根道を進む本格的なコースや落葉樹林帯を抜けるコースなど、楽しみ方や難易度が異なる複数のルートがあります。


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

アクティビティ


 
 高鷲エリアでは自然を体感できる季節毎のアクティビティが充実し、都市部から人々が訪れています。鳥のように空を飛ぶことが体感できるジップライン、長良川を最源流に向かってさかのぼりながら、清流を満喫するシャワークライミング、スノーシュー(西洋式の「かんじき」)を履いての雪山ウォークなど、楽しみながらこの地域の自然を体感できる体験プログラムがあります。


【団体名】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

キャンプ場での野外活動


 
 清らかな水や、冷涼な気象条件など、高鷲エリアのキャンプ場は、素晴らしい自然環境に恵まれています。
 子ども達にとって野外での活動は、実際に体験することで感動したり、驚いたり、「なぜどうして」と考えを深めることができ、実際の生活や社会、自然のあり方を学び、「生きる力」を育む効果があります。都会では味わえない自然との関わりを子どもから大人までが楽しむことができる環境となっています。


【連絡先】高鷲観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 0575-72-5000

ひるがの高原ウォーク


 
 標高900mの冷涼で自然豊かなひるがの高原は、ウォーキングやアウトドアスポーツを楽しむのに、最適な環境です。特に近年、運動効果の高いノルディックウォークが盛んとなり、毎年初秋には、ノルディックウォークの公式大会、「ひるがの高原ウォーク」が開催されています。子どもから大人まで、多くの参加者が大自然の中で、健康づくりを楽しんでします。


【団体名】高鷲観光協会 ひるがの高原観光協会
【連絡先】高鷲観光協会 ひるがの高原観光協会 0575-73-2241