【開催報告】第7回リレーシンポジウム in 大野市「鳥獣害のその先へ ~地域の中でどう生かすか~」

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令和8年3月15日、福井県大野市の「結とぴあ」にて、第7回リレーシンポジウムを開催しました。県内外から定員50名を上回る多くの方にご参加いただきました。

講演では、まず東京大学大学院の北川真紀氏にご登壇いただきました。2018年から約2年間大野市に滞在し、地元猟友会とともに研究活動を行ってきた経験をもとに、人と野生動物の望ましい関係性についてお話しいただきました。

次に、里山の保全活動をすすめる団体「猪鹿庁」代表の興膳健太氏(郡上里山株式会社)にご講演いただきました。福岡県出身で岐阜県郡上市へ移住し、獣害を「獣益」へと転換する地域モデルづくりで全国的に注目されている興膳氏。今回の講演でも、猟師を単なる捕獲者ではなく「里山の保全者」と捉える若手の実践事例を分かりやすくご紹介いただきました。

会場内では、福井南高等学校の生徒によるゼミ活動のポスター展示や、クマ・シカの毛皮展示、地元猟友会による展示も行われました。

その後の座談会では、地元猟友会の若手メンバーも交え、今後の活動について意見を交わしました。

プログラムの締めくくりには、地元の資源を有効活用する新たな試みとして、地元猟友会より「地元産イノシシのしぐれ煮」を用いたミニおにぎりが振る舞われました。生姜の香りが引き立つ絶妙な味付けは参加者から好評で、会場は和やかな歓談のひとときとなりました。

次回のシンポジウムは、岐阜県郡上市での開催を予定しております。