南竜ヶ馬場での外来植物除去作業を実施

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令和7年9月6日(土)から7日(日)の2日間、標高約2,100mの南竜ヶ馬場(南竜山荘および南竜野営場周辺)にて、外来植物の除去作業が行われました。

「花の名山」として知られる白山の貴重な高山植物や、固有の在来種を守るため、石川県白山自然保護センターと環白山保護利用管理協会が主催し、白山ユネスコエコパークも協力して実施。富山県、石川県、滋賀県、愛知県などから、高校生から80代まで総勢34名のボランティアが参加しました。参加者の皆さんは、「白山の自然を守りたい」という思いで、オオバコやスズメノカタビラなどの外来植物を丁寧に抜き取りました。

この活動は、約20年前から継続して行われています。長年の地道な作業の成果もあり、当初、山荘や野営場一面に広がっていた外来種のオオバコは大幅に減少。近年は、探すのに苦労するほど少なくなり、活動の成果を全員で実感することができました。

一方で、スズメノカタビラなどは依然として多く見られ、今後も継続的な活動の必要性が改めて確認されました。